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クロイチャンバー区

プノンペン中心部と東部ニューエリアをつなぐエリア
クロイチャンバー区は、メコン川とトンレサップ湖の合流点に位置し、両川によって形成された半島とダッチ島を含むエリアです。この区の河川沿いを走る国道6号線は、カンボジアと日本の友情橋としても知られるクロイチャンバー橋を通じて、プノンペン中心部からシェムリアップ、コンポントム、コンポンチャムなどの主要な北部州への直接ルートを提供しています。ソカホテルのあるペンクロイチャンバー半島は現在、カンボジアの複合企業OCICによる300haの衛生都市開発が進んでおり、今後東部ニューエリアとプノンペン中心部を結ぶ1号橋が架かる予定であることから、重要拠点となろうとしています。クロイチャンバーの土地の価格を押し上
げているコンドミニアム、別荘、ショップハウスの需要が増加しています。北部で開発の進むガーデンシティは2200ha規模で、既にホテル、ゴルフ場、ウォーターパークやサファリワールドが開業しています。2019年に発表された国家統一の象徴となるウィン・ウィンモニュメント、その向かいにはモロードックテコー国立スタジアムが建設されています。2023年にカンボジアで開催される東南アジア最大のスポーツイベント(SEA Games)の開催はクロイチャンバー区の発展を更に加速させました。今後500haのチャイナタウンも建設される予定です。
プノンペン中心部や周辺の川へのアクセスも良く、まだ未開発の大きな土地があることから、都市の住宅開発と産業開発が混在し、次の大きな経済の中心地に発展する大きな可能性を秘めたエリアです。2019年のカンボジアの国勢調査では、クロイチャンバーの総人口は159,233人、面積は88.5㎢です。
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