写真:Khmer Times

カンボジア政府はCovid-19の感染抑制のために2月から閉鎖していた学校の、9〜10月の再開を目指して、7月に国内の12〜17歳の子ども200万人を対象にCovid-19のワクチン接種を行うことを発表しました。プノンペンでは、8月1日から12〜17歳の子どもを対象としたワクチン接種が開始されました。

ワクチン接種については任意ですが、多くの子供達が接種したことで、いよいよ来週から学校を再開することを9月9日に決定しました。9月9日時点で該当する年齢層約196.6万人の86.46%が1回以上のワクチン接種を完了しています。

プノンペンとシアヌークビルについては、検温やソーシャルディスタンス、手の消毒などを含む感染予防策を遵守することなど条件に、全ての中学校、高等学校の再開が許可されました。公立・私立の学校共に15日から再開することができるそうです。

学校再開は中学校、高等学校に制限されるものの、いずれ幼稚園や小学校にも拡大する可能性も示唆されました。

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翌日9月10日にはコンポンチャムでも、州全体の学校を再開する準備をしていると発表がありました。対面授業再開は2段階のフェーズからなり、中学生から大学生までの生徒が9月20日から、次の段階は9月20日から14日後に小学生が許可される予定です。

その他の州でも順次再開が検討され、いよいよ学校に子供達の笑顔が戻りそうです!