こんにちは!リアグローバルです。2024年5月のカンボジアを振り返ります。

5月4日、プノンペンについに雨が降りました。今朝早くの大雨でプノンペンとカンボジアの猛暑がようやく収まり、カンボジアでは今後雨が多くなり、気温が下がる見込みです。カンボジアの雨は1日中しとしとと降り続く雨ではなく、1~数時間にまとめて降ります。そのため、お出かけの際は突風や冠水に注意してください。

TSUTAYA BOOKS Malaysia Sdn. BhdはカンボジアのULS社と包括的フランチャイズ契約を締結しました。現在、日本、中国、台湾、マレーシアに 800 を超える店舗があり、特にマレーシアでは独自のキュレーションされたメディアとライフスタイル体験のブランドを提供することに尽力し存在感を拡大しています。2034年までにカンボジアに6店舗のTSUTAYA BOOKSTOREをオープンする予定とのことです。

カンボジアは72カ国中、シェムリアップのアンコールワットとともに世界最高の日の出を見るのに最も美しい名所として第1位にランクインしました。今年の2024年3月21日、春分の日にアンコールワット寺院の頂上から日がのぼるのを見るために、2,575人の外国人と7,579人のカンボジア人を含む10,154人の観光客が訪れました。毎年2回あり、乾季(春分)は3月、雨季(秋分)は9月です。

2024年の最初の4か月で40万人以上の観光客がアンコールワットを訪れ、アンコール遺跡とコー・ケール遺跡の入場券を購入した外国人観光客は421,379人、前年同期比40.93%増、前年同期比41.95%増となりチケット販売では約2,000万ドルの売り上げがありました。その一部を病院に寄付し、カンボジアの子供たちの命を救うために役立てています。

5月14日、カンボジアのノロドム・シハモニ国王の71歳の誕生日がお祝いされました。謙虚な性格と寛大さで広く知られ尊敬されているシハモニ国王は、71歳の誕生日を迎えられました。祝賀会では、午後7時に王宮前から華やかな花火も打ち上げられました。

カンボジア政府はそんな王宮に近いプノンペンの中心部で、広大な歩行者専用エリアを建設する計画を発表しました。ダウンペン地区の57ヘクタールのエリアを3つの異なるゾーンに分割し、レジャー、ショッピング、ナイトライフの活気ある中心地に変えることを目指しているとのことです。知事は2025年の新年まで6か月以内の完了を目指して実施プロセスを迅速化するよう要請しました。

近年急速な経済成長と都市化が進んでいるカンボジアは、かつてないペースで電力需要が増加しています。最優先事項であるエネルギー安全保障において、増大する電力需要を満たすため太陽光と風力エネルギーに重点を移す準備を進めているとのことです。今月ケオ・ラタナクエネルギー大臣は「カンボジアはモンドルキリ州とボコール山周辺に重点を置き、近いうちに風力発電に移行する予定だ」と強調しました。地元企業に国際企業と共同でこのプロジェクトを研究する権限を与え、調査は実施されており、ボコール山とモンドルキリの特定の地域が風力発電に適していることを確認したとのことです。

「フナン・テチョ運河」と名付けられたバサック川航行・物流システムプロジェクトは、メコン川システムと海路を結ぶカンボジアの水路輸送部門における初めての歴史的プロジェクトが、いよいよ今年の8月から始動しますという発表がありました。

フナン・テチョ運河プロジェクトは全長180km、完了までに約4年かかると予想されています。この運河はカンダール州、タケオ州、カンポット州を経由してケップ州まで続き、また3つの水門、11の橋、208kmの新しい道路が必要になると予想されています。現在、カンボジアは諸外国との原材料の輸入や商品の輸出においてベトナムの港に大きく依存しており、大きなコストがかかっています。

このプロジェクトは、そのベトナムの港への依存を減らすことに繋がり、またカンボジアに大きな経済効果をもたらすとされています。

ムーディーズ・インベスターズ・サービスは、貿易赤字の縮小や観光業、外国直接投資(FDI)の回復による対外関係の改善を理由に、カンボジアの見通しをネガティブから安定に引き上げました。サービス輸出も国際観光客数の急増を受けて緩やかに回復し続けると予想されており、2023年には540万人に達し、パンデミック前の水準の82%に近づいています。

日本のSBIホールディングス株式会社は、すでに70%の出資をしている銀行のSBI LY HOUR Bank PLC.に加えて今月、カンボジア大手財閥であるLY HOURグループが運営する損害保険LY HOUR Insurance PLC.に出資をしました。LY HOUR Insuranceは、カンボジアにおける損害保険として、火災保険、自動車保険などを中心に様々な保険商品を提供していますが、本出資を機に、出資比率はSBIホールディングス40%、Ly Hour 60%となり、社名はLY HOUR SBI Insurance PLC.となるとのことです。

世界銀行はカンボジアの教育強化に7,950万ドルの融資を承認しました。新たな2022年1月に6,925万ドルの初期基金に続いて、今回の追加基金により範囲は全国の他の教育機関に拡大され、学校管理体制の強化、教育者へのさらなる研修と専門能力開発、実験室などの教室機能拡充、教育テクノロジーの導入などの活動に使用されていくとのことです。

クメールエンタープライズとイオン(総合小売店)は、2024年5月20日から6月6日までの3週間、イオンプノンペン(1号店)、イオンセンソックシティ(2号店)、イオンミアンチェイ(3号店)で地元産品フェアを開催します。フェアのスローガンは「地元産品を支援して国家経済成長を支援する」です。ご渡航中の方も是非行ってみて下さいね!

そんなイオンモール3号店の近くで、カンボジア初の日本式モダン住宅開発プロジェクトがスタートします。このプロジェクトは、日本の住まい方や技術を取り入れ、カンボジア初の日本式住宅開発プロジェクトの設計、施工、管理を日本の企業と専門家が行うものです。2025年初頭に建設と販売段階を開始する予定であるとのことです。このプロジェクトは、INGシティ開発エリアで、イオンミアンチェイモールに次ぐ日本で2番目に大きいプロジェクトとなります。INGホールディングスおよびコジマホールディングスの連携により、新たな可能性に向かって進んでいきますね!

最後に、2024年6月3日のカンボジアの最新銀行金利はこちらです。

Bank’s Name
銀行名
Term Deposit / Maturity (USD)
定期預金金利/満期受取り(米ドル建)
1年2年3年4年5年
ABA Bank4.50%
4.25%
4.50%
4.25%
4.50%
4.25%
ACLEDA Bank Plc.4.50%
4.60%
4.65%
4.70%
4.75%4.80%5.00%
Canadia Bank plc.5.50%5.65%5.75%6.00%6.25%
Sathapana Bank Plc.5.25%5.25%5.50%5.75%5.75%
Cambodian Public Bank Plc.3.50%
HATTHA Bank Plc.7.50%
6.75%
7.75%
7.00%
7.85%
7.10%
7.85%
7.10%
7.85%
7.10
Maybank (Cambodia) Plc.5.00%
5.25%
5.50%
5.75%
6.00%
6.25%
J Trust Royal Bank5.75%6.00%
Vattanac Bank3.50 %
Prince Bank Plc.5.00%5.25%5.50%5.75%6.00%
SBI LY HOUR Bank6.25%6.50%6.75%7.00%7.50%
Phillip Bank Plc.7.25%
6.75%
7.35%
6.85%
7.50%
7.00%
Woori Bank7.50%
7.25%
7.75%
7.50%
7.90%
7.65%
Wing Bank7.00%7.00%8.00%8.00%9.00%
PPC Bank5.50%5.70%5.80%5.90%6.00%

※上記は2024年6月3日時点の米ドル建定期預金金利であり、金利は税引き前の年利率です。最新の金利及び詳細は各銀行の公式サイトをご確認ください。一部の金融機関を抜粋して一覧にしております。

いかがでしたでしょうか。前月から金利が変更された欄は取消し線で前月金利を記載しております。来月もカンボジアの経済や不動産、日本との関わりを交えてお伝えしていきたいと思います。最後までお読みいただきありがとうございました。